五木寛之さんの執筆された作品を紹介しています。
虚栄心、ルーズ、臆病、根気がないなどの欠点のために「損をしている」と思うことがある。 でも、欠点だと思っているものは、自分の最良の部分ではないだろうか。こう考えてみると、意外な自分が見えてくる。「損する」「励ます」「乱れる」「忘れる」そして「愛する」―。 なにげない感情をもう一度模索しながらそれに賛成したり、反発したりする中で発する自身の小さな声に耳を澄ますこと。 不安な時代に贈る、日本を代表する作家からあなたへ、「自分を信じる」ためのメッセージ。