韓国は、仏教国だった!
半島ですごした少年時代の思い出と過酷な現代社会で求められる仏教をめぐる旅。
キリスト教の国、儒教の国と思われた韓国は、仏教の国だった。
韓国で最初に訪れた寺には、仏教という教えの始原のありようが日本よりはるかに色濃く残っている気配があった。韓国は儒教の国、キリスト教の国だと勝手に思いこんでいたが、人びとの暮らしには仏教の根が枯れることなく根づいている。
キリスト教の国、儒教の国と思われた韓国は、仏教の国だった。
人々の暮らしには仏教の根が枯れることなく根づいている。少年時代を朝鮮半島ですごした著者が、その思い出と、過酷な現代社会で求められる仏教の可能性を探る。