五木寛之さんの執筆された作品を紹介しています。
浄土真宗本願寺派の本山で「お西さん」の呼称で知られる西本願寺。
広大な境域に聳え立つ御影堂・阿弥陀堂は「御同朋」の熱烈な信仰に支えられた大教団の威容を示し、歴代門主の生活空間である書院・唐門や飛雲閣の建築は桃山から江戸初期の絢爛豪華をそのままに伝える。
そのほか宗祖親鸞以来伝えられて来た聖教や典籍、また「三十六人歌集」はじめ国宝・重文の重宝を多く所持している。
歴史・文化財ともにひときわ光彩を放つ西本願寺の魅力を、現ご門主のメッセージ、五木寛之氏のエッセイとともに一冊に集約。