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五木寛之さんの執筆された作品を紹介しています。


情の力―日本人のこころ抄


情の力―日本人のこころ抄

情の力―日本人のこころ抄
【発売:2005年10月】

いま、日本人に必要なのは、「情」である。
原日本人の豊かな生き方を取り戻すための、100のエッセンス。
上半身が愛で、下半身が情である/悲しみの水脈を掘り起こそう/こころの不良債権と精神のデフレ/人生をいかに優雅に降りていくか/「目覚めよ」よりも「眠れ」のほうが大事だ/自分の生きかたをうしろめたく思う人に/人の死もすこしずつ完成していく/日本人は極めて情熱的な国民だった/自分の運命の流れを感じ取れたら など。

<著者のことば>
「情」は「こころ」です。情が欠けているというのは、すなわち、こころが乾いてひからびていることなのです。
理性的な「愛」というのは上半身ですが、本能的な「情」はいわば下半身でしょう。その上半身と下半身が一体になって、全人間的な感情としての「愛情」になる。
「情」という言葉、つまり「こころ」が付くことによって、適度な湿度と重さが加わるのです。


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