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五木寛之さんの執筆された作品を紹介しています。


仏教のこころ


仏教のこころ

仏教のこころ
【発売:2005年10月】

感動の書き下ろしを収めた衝撃の新編
この世の暗く苦しい夜の道を照らす光を求めて。
学問ではなく、教説でもなく、生きた仏教を知るための最良の1冊。
かつてインドに「仏教」はなく、「ブッダの教え」「ブッダの考え」があった。はたして「ブッダの教え」とはいったいなんだろうか。「仏教」とは違うのだろうか。たしかなまなざしとしなやかな思考でリアルな仏教のすがたを描きだす書き下ろし。
そして、河合隼雄氏、玄侑宗久師との軽妙かつ玄妙な対話、豊かな味わいを醸しだす、熟成されたエッセイを収録!


<著者のことば>
仏教の大事なところは、人のこころにかかわることなのではないかと私は思う。こころが変わる。こころを変える。こころが変わることで、からだも変わる。こころとからだが変われば、生きかたや暮らしかたも変わる。
希望という手垢のついた言葉も、再びいきいきと新しく感じられてくるだろう。仏教が趣味、という人がいてもちっともかまわないが、それだけでは惜しい。
仏教はこの世の暗く苦しい夜の道を照らしてくれる光であってほしい。


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