人は「関係ない」では生きられない
変わる時代に、変わらないものはなにか。
ぼくはそのことを、ずっと長いあいだ考え続けてきました。
そして少し見えてきたのは、「人間」を考えるのではなく、
「人間の関係」を考えることこそ重要だ、ということです。
人間は「関係」がすべてである。そして家族も夫婦もまず
「他人」になることから出発するしかない。 他人同士
からはじまる『人間の関係』。それが「生きるヒント」の
先にみつけた、ぼくなりの「答え」です。 ―――著者
全編書き下ろし！
ー目次ー
鬱からぬけだすための三冊のノート ･･････7
いわゆる「人脈」は役に立たない ･･････25
愛憎をこえた親子の関係とは ･･････41
格差社会にどう生きるか ･･････57
夫婦は恋愛より友情
挿入だけがセックスではない
日常に生かす作法のヒント
兄弟は他人のはじまり、とは言うけれど
国を捨てるほどの友はいるか
感謝をもとめない、励まさない
本音は軽々しく表にだすな
憂と愁は人生の贈りもの
心のシナプスが人間の関係をつくる
エピローグ
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