五木寛之 角川書店

おとな二人の午後

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おとな二人の午後
【発売:2003年9月】

『おとな二人の午後』
ビジネスマンを中心に広範な読者を持つ2人の著者が、イタリア・ローマでおしゃれや芸術の楽しみ方、政治・教育のあるべき姿、古代ローマの歴史などについて語り合った。読みどころは随所にあるが、とりわけ芸術の楽しみ方には触発される。
五木氏は芸術を楽しむ方法として「贔屓を作ること」を勧める。オペラを見るなら贔屓歌手を作り、お目当てが出てくるたびに応援する。展覧会に足を運んだら、ここにある絵の中で1点を盗む気で鑑賞する。そうすることで集中力が増し、楽しめるのだという。

五木氏が塩野氏に「モダンダンスを見る時はダンサーの1人を今夜自分にかしずかせることを想像すべき」と言うと、塩野氏は「フラメンコを楽しむ時に、いつもそうしている」と笑って返す。芸術というと高貴なイメージがあるが、2人の楽しみ方には俗人的な面もあって、意外な感じを覚えたりする。

会話には非日常的な内容も多いが、やり取りは軽快だ。

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五木寛之のプロフィール

小説家。
1932年9月30日福岡県八女市生まれ。
文筆家(小説家・放送作家)・作詞家など、様々な職業で幅広く活動する。
1966年『さらば、モスクワ愚連隊』により、第6回小説現代新人賞を受賞。
1967年『蒼ざめた馬を見よ』により、第56回直木賞を受賞。
1976年『青春の門・筑豊編』により、第10回吉川英治文学賞を受賞。
1998年 『大河の一滴』がベストセラーとなり、2001年に同タイトルが映画化されいます。
また、『風に吹かれて』は2001年までに、単行本・文庫本の合計で460万部のベスト&ロングセラー作品です。
著書に『青年は荒野をめざす』『内灘夫人』『朱鷺の墓』『「四季」シリーズ』『Lesson(レッスン)』『風の王国』『蓮如物語』『生きるヒント』『他力』等があり、幅広い作風で活躍さています。

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