五木寛之 五木寛之 こころの新書講談社

隠れ念仏と隠し念仏―日本人のこころ九州・東北

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隠れ念仏と隠し念仏―日本人のこころ九州・東北
【発売:2005年10月】

知られざる日本人の熱い信仰を探る!
列島の南から北をめぐり、日本人のこころ深層に迫る。
九州の薩摩藩と人吉藩では、かつて一向宗が禁じられ、300年もの間、強烈な弾圧が行われた。その嵐に耐えて守り抜かれた信仰、それが「隠れ念仏」である。東北には、信仰を表に出さず、まるで秘密結社のように守りつづけた人びとがいる。
取り締まりを受けながらも、「隠す」ことで結束した信仰、それが「隠し念仏」である。


<著者のことば>
日本の歴史をふり返るとき、私たちはどうしても為政者の歴史だけを見てしまいがちです。しかし、極度の貧しさと苦しさのなかで、自らの命を犠牲にして信仰の仲間を守るとか、あくまで信仰を捨てずに殉教するというような、知られざる庶民の歴史もあるのです。
それを日本人のこころの歴史の<記憶>として、大切に残していかなければいけないのではないでしょうか。

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五木寛之のプロフィール

小説家。
1932年9月30日福岡県八女市生まれ。
文筆家(小説家・放送作家)・作詞家など、様々な職業で幅広く活動する。
1966年『さらば、モスクワ愚連隊』により、第6回小説現代新人賞を受賞。
1967年『蒼ざめた馬を見よ』により、第56回直木賞を受賞。
1976年『青春の門・筑豊編』により、第10回吉川英治文学賞を受賞。
1998年 『大河の一滴』がベストセラーとなり、2001年に同タイトルが映画化されいます。
また、『風に吹かれて』は2001年までに、単行本・文庫本の合計で460万部のベスト&ロングセラー作品です。
著書に『青年は荒野をめざす』『内灘夫人』『朱鷺の墓』『「四季」シリーズ』『Lesson(レッスン)』『風の王国』『蓮如物語』『生きるヒント』『他力』等があり、幅広い作風で活躍さています。

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